【生き活き講座】
~フレイル予防のための運動と食事~
9月19日(金)開催の第5回カルチャー学園は、保健福祉センターから
5名の講師と2名の看護学生を招き、フレイル予防の必要性について食事
と運動方法などを題材に講座を開き、理解を深めました。
はじめに、保健師の多々納さんから、フレイル予防をはじめ高齢者の
健康づくりのためには、適切な食事と運動さらに社会活動へ参加するこ
とで、心身の健康を保つことが大切とのあいさつがありました。
食事についての講話では、管理栄養士の古川さんから、不足しがちな、
たんぱく質・カルシウム・ビタミンD・食物繊維のとり方と配分、さら
に、どれだけ食べればよいかなど、農林水産省が作成した、「食事バラ
ンスガイド」にもとづくお話しがありました。
食事の質的な栄養のバランスと出汁などの工夫に加え、行事食を取り
入れることや季節感を出すことで、おいしさを感じる調理を心がけるこ
とが大事、特に、噛むことにより食事の実感を得ることが大切との話に
は、参加者からのうなずきも見られました。
フレイル予防のための運動では、事前に、血圧測定のコーナーも設けら
れ、いきいきスタッフによるストレッチ体操の指導がありました。
今回は、静的ストレッチを用い、首・胸・股関節・足の順で無理をし
ないストレッチの方法について、講話と実技指導がありました。
椅子に座ってもできるストレッチ体操で、体を伸ばし、リラックスし
た体づくりを行いました。
このような体操を日常の中で生かしていただければ、とのお話しがあ
りました。