歴史講座
「東花畑校区と周辺の古代から中世にかけての歴史」
8月29日、福岡市埋蔵文化財センターから文化財普及専門員の常松さんを講師に迎え、32名の参加による歴史講座を開催しました。
三宅にあった古代寺院が確認された経緯や、柏原にある古代の郷長遺跡が古墳時代から利用されてきた土地にあることなど、参加者も今の街並みと重ねて想像をふくらませたようです。
また、寺院にある梵鐘について瓦との文様比較や、第2次大戦の戦時下にあった梵鐘が、全国的に壊され武器などの材料にされたお話しは現代に続く問題として、参加のみなさんも興味深く聞かれているようでした。
講座の後半では、三宅廃寺から出た本物の瓦で拓本を取る実習があり、瓦にデザインされた唐草文様が場所や時間により変化していることを聞いていたこともあり、写しの作業に熱がこもっているようでした。